どうも、おくちでです。
最近時間があるのでヘルシオで何か作ろうと思ってレシピ本をじっくり見ていると
お母ちゃん、ヘルシオでビーフジャーキーが作れるみたいだよ!
ホントだ!買うとけっこう高いから作ってみようよ!
ビーフジャーキーって美味しいけど、お値段が結構します。アメリカ産牛肉は関税が引き下げられてこれからもっとたくさん入ってきますけど、なぜかビーフジャーキーはBSEのお話が持ち上がってきて輸入するのがとても大変な食品になっています。有名どころだと天狗のビーフジャーキーがありますけど、自作するならスパイシーなタイプなどへの調整もできるので早速作ってみることにしました。
用意するものと下拵え
ビーフジャーキーなので牛肉を用意します。今まで食べてきたビーフジャーキーのイメージ的には赤身で脂身がほとんどないものかなと思いましたけど、なかなか赤身オンリーの牛肉って見つからないんですよ。なので今回は特売になっていた国産黒毛和牛の交雑牛のブロック肉にしました。そこそこどころか、焼き肉にしたらとっても美味しそうなレベルの脂身があります。
ブロック肉を5㎜ほどにカットしてみました。ドライフーズになるので水分が飛んで薄くなることを想像しての5㎜。分厚すぎると中心が生のままになるので食べ応えを重視する場合でもほどほどにしておきましょう。
実際には5㎜よりもっと薄くても良かったくらいです。
牛肉の臭い消しをスパイシー風味にしたかったのでペッパーミルを使用してスライスした牛肉の両面に振りかけていきます。
このペッパーミルは本当に使いやすくて味も良いですよ!空になったら中身だけ買って詰め替えることもできます!
こんな感じに満遍なく振りかけてちょっと放置。10分くらいで良いと思います。
牛肉の味付け
黒コショウをまぶした牛肉をボウルに移します。
このまま焼いて食べた方が美味しいとかは絶対に言ってはいけません。
作ってる最中自分で何度も言ってたやん。
まぁその通りですし何度も焼肉に切り替えようと思いましたけど、ビーフジャーキーが自作出来たらお出かけの時に持っていったりできますのでここは我慢です。
今回は山形で購入した芋煮のタレを使って味付けをします。この芋煮のタレは醤油味なので山形でも内陸の味。内陸の芋煮は牛肉を使いますので味が合わないわけがない。という観点から使ってみました。
このタレを使ってホットクックで芋煮を作ったお話はこちら↓
牛肉が浸るくらいの量を入れておきます。味的にはすき焼きの味に近いタレなのですき焼きの素みたいなものでも良いですし、焼き肉のタレも合うと思います。
漬け込みは大体1時間くらいです。牛肉をもっと薄切りにしていれば30分程でも十分です。
漬け込みの間にヘルシオの角皿にアルミホイルを敷いて網をセットしておきます。アルミホイルはこびりつき防止のためにヘルシオにとってはなくてはならない相棒だったりします。
1時間漬け込みをしたものがこちら。あまり変わっていない感じです。
少し茶色味がついたかな?くらいで十分です。結局ビーフジャーキーは乾燥させるので水分がなくなって味が濃くなりますからほどほどで大丈夫。
漬け込んだ牛肉のタレをキッチンペーパーでふき取りします。乾燥させるのでこの作業はしっかりとやりましょう。
ちなみにさらに水分を飛ばしたい場合は
ふき取りした牛肉をピチットで包んで水分を吸収させておくとよいかと思います。ただこのピチットに関してはなくても良いので家にある場合はこの工程を挟んでも良い程度のお話です。
表面のたれをふき取って網に並べた牛肉。この写真の分量で350gくらいの牛肉となっています。カットする形を工夫すればもっとたくさんの牛肉を並べることが出来ますね。これで下拵えは完了となります。
ヘルシオでの調理
ビーフジャーキーという名前でのレシピではなく、ドライフードとなっているので検索する際はドライフードとしてください。もしくはメニュー番号の「163」で検索。
イカや鮭もできるのかぁとなりますけどそんなに好きじゃないので牛肉一択です。
- 水タンクの目盛りは2
- 角皿は上段にセット
この2点を守りましょう。
この牛肉がどんな感じになるのか楽しみですね。なお調理時間は2時間です。
かなり長いのでヘルシオを使わない時間帯に作ることをお勧めします。
ビーフジャーキーの調理完了!
2時間も時間がかかるので昼寝をしたり、その間に買い物に行ったり、お掃除をしたりと時間を有効活用します。燻製などと違って火加減などの確認は一切不要なのが放置系調理家電の一番のメリットですね。
そんな訳で2時間経過したものがこちら。牛肉は黒くなり、水分がなくなったことでかなり縮んでいるのがお分かりいただけると思います。
キラキラいしているのがうっすら滲んできている脂です。手に取ってみると硬いのですけど簡単に手で避ける程度の硬さ。ビーフジャーキーの区分としてはソフトタイプくらいです。
温かい状態でも良いのですけど、その前に表面の脂をキッチンペーパーでふき取っておきます。冷えるとこの脂が白く固まるので見栄え的には結構重要な作業です。
自作ビーフジャーキーを食べてみる
脂を取ったキッチンペーパーそのままですけど、さっそく一杯やりながら食べてみました。
サクッとした食感で牛肉は噛み切りやすく、噛むほどに牛肉の脂の旨味を感じることができます。表面にあえて残した黒コショウがピリッとした辛さと香りがあることで、脂が多めの肉でもさっぱりと食べることが出来ます。硬さは手でちぎることが出来る程度ですし、一口ずつ噛み切ることが出来ます。子供でもサクッと噛み切れるのはうちの子供たち2人で確認済み。
ただ味付けが少し辛すぎたので2人とも「辛い」といって二切れ目は食べなかったです。この辺りはおつまみ重視の辛み有にするか、万人向けの味付けにするかの違いなので次回の調理時の参考になる部分です。
次回というか追記内容としては以下の点を考慮して2回目の挑戦をしてみる予定です。
- もっと赤身の牛肉を使う
- 黒コショウを極力減らす
- 焼き肉のタレで作る
という感じなのでお楽しみに!
ヘルシオでビーフジャーキーを作ってみた感想
一言で言えば簡単。牛肉切って味付けして網に並べて2時間待つだけ。ただこれだけですから。
アレンジもしやすいですし、味付けの幅も広いのでみんなで楽しむことが出来るビーフジャーキーから、大人向けのスパイシーなものまで手軽に作ることが出来ます。ただ放置時間とはいえ2時間の調理時間がかかりますので頻繁に作るのはちょっと難しいかなという感じ。
ただよくわからない添加物などは使用しないので安心して食べられますし、筋トレ後のおやつにすればたんぱく質補給も簡単に出来ます。当然のことながら糖質は少ないのでダイエット向きの食品ともいえます。後はいかにコストを下げられるか。それさえできればとても面白いメニューだと思います。
やっぱりヘルシオは万能だね!
我が家のヘルシオはAX-XW500です。型番の違いによってメニュー番号や作り方の手順が変わる場合がありますので、ご自身のお持ちの機種を確認してから作ってくださいね!
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