【アニメ】ドメスティックな彼女12話最終回の感想と作者のtweet

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どうも、おくちでです。

ドメカノのアニメも今日で最終回を迎えました。1クール12話と原作漫画が2019年3月の時点で22巻まで出ていますので、とてもそこまでは網羅しておりませんがなかなか見ごたえのある最終回でした。

おくちで
おくちで

今回の12話は原作漫画で言う所の7巻終わりから8巻が該当します。読んだことのある方は見直してみるとアニメ用にカットされたシーンなどがわかりやすいです。またアニメから入った方も原作での見せ方の方が良い部分がありますので、比較をして貰えるとさらに楽しめると思います。

前回11話の感想はこちらから↓

ヒナ姉の転任

11話の最後で学校にばれてしまったナツオ君とヒナ姉の逢引。修学旅行先で卒業アルバム用に撮った写真を確認していたら隅っこに写っていたという運のなさ。仮に今回バレていなかったとしても時間の問題だったことは言うまでもないのですが、愛し合う二人は周囲が見えていませんでしたから、このような事態に発展してしまいました。

この場合生徒と教師の恋愛となりますし、現実においてもこのようなケースは発覚した場合ニュースになったりすることがあります。これは生徒側が18歳未満で条例に引っかかるという所もあるのですけど、単純に性別が逆転していた場合だと「うらやましい」とかの妬みもあるような、ないような気もしないでもない。

妻

何言ってんだ、こいつ

ヒナ姉はナツオ君を守るために全責任をかぶって2学期の終業式という中途半端な時期にどこか違う学校へと飛ばされることになります。この転任に関してはナツオ君をはじめ、家族全員が知らされておらず、ヒナ姉がナツオ君との関係を完全に断ち切るために独断で決行したことでもあります。でもまぁ学校的にもなんかかなり甘い対応だよねと思ってしまいますけど、生徒と教師の恋愛なんて表沙汰になったら学校の品格が疑われるのでこれが最善だったのかもしれませんね。

こういう生徒と教師の恋愛から学校にばれるという経験をしている人は少ないと思いますので、なかなか気持ちがわからないところですけど、両方で責任を取るのかそれともヒナ姉のように未来ある子供のために自分がババをひくのかどちらかなんでしょうね。

終業式の後、ナツオ君はヒナ姉のアパートに行くのですがすでにもぬけの殻。フローリングに置かれた1通の手紙を読んで涙するのですが、この時のヒナ姉の声はとても良かった。11話の感想では子供っぽいからなんか違和感がとか書いたのですが、原作のイメージ通りの落ち着きながらも感情を抑えきれない気持ちがしっかりと伝わってきます。素晴らしいの一言。

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抜け殻になったナツオ君

振られたのではなく、捨てられた?いや、目の前からいなくなったというのが今回の失恋内容になると思いますが、何の説明もなく1通の手紙だけなのでナツオ君は塞ぎこんでしまいます。親友の眼鏡に怒られるのですけど、このシーンはちょっと原作から変更されていまして、本来は胸倉を掴んで激を飛ばしますが、暴力的なシーンとなっているからなのかナツオ君に掴みかかるようなことはありません。

アニメを見た後にこの部分を読み直しましたけど、胸倉掴んだ方がナツオ君の表情が切なくて良かったのになぁと。まぁ暴力的シーンに該当するので改変なのかもしれませんけど。そういう意味では漫画もアニメも両方楽しめる環境にいると比較もできてさらに面白いです。

喫茶ラマンのマスターと銭湯へ

ナツオ君の一連の事件は喫茶ラマンでは常識レベルの内容でして、マスターもナツオ君のことを心配してくれています。親友がバイトしているのでばらしているというのが現実なんですけど、何かにつけてこのラマンは高校生時代によく出てきます。

そんなラマンのマスター(オカマ)も心配で仕方がないのか、ナツオ君を呼び出して一緒に銭湯に行くことに。あれだよ、裸の付き合いってやつですよ。裸になってさらけ出せば本音をいつでも言い合えるじゃないかというやつですね。

この銭湯での話ですが、原作から大きくカットされている部分がありますけど話の展開的には一切不要な部分ですし、それが誰に向けてのサービスシーンなのかが全くわかりません。笑えるか?と問われたら笑えると答える部分ですけど、ここに至るまでのシリアスな展開を考えると明らかに浮いていますので失くしてよかったと思います。

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マスターはナツオ君に今回の失恋のお話を

「全部自分の一部として背負って生きていくしかない」

と言ってくれるのですが、これはマスターが過去に色々な経験をしてきたから言える話です。ただごめんなさい、はっきり言っておきますがマスターの過去は人に大っぴらに自慢できるようなものでもないし、上から目線で語られるほど経歴が素晴らしいわけでもない。むしろ個人的に一番嫌なのが オカマ=人生経験豊富 みたいな括りで扱われるのが凄い違和感がある。

日本は少し変わった国だからオネエとかオカマがテレビに出て人生語っても許される風潮がありますけど、私はこの手の人がテレビに出て何か言っても何も響いてこないのでこういう扱いのキャラクターが説教じみた話をするのはあまり好きじゃないんですよね。というか、このオカマ設定って本当に必要だったの?と思う。なくても話は十分成立するし、何かお笑い的な要素を設けたいだけだったのか、当時流行だったオネエに乗ったのか不明です。

※オカマやオネエを否定するわけではありません。

ただナツオ君的には心に響いたようでルイの作った夜食を食べるようになり、心は少し晴れてきたのだと思います。

小説の完成後

ヒナ姉が出て行った今この瞬間感じている気持ちを小説にぶつけたいという事で、ナツオ君は寝る間も惜しんで小説を書いていくわけですが、元日にそれが完成。ようやく部屋から出てきて父親と義理母に頭を下げて一応は問題は解決かな?気分も晴れたわけなのでルイと初詣に出かけます。

そこで出くわすのはナツオ君のことを心配して陰で連絡を取り合っていた文芸部のメンバー。みんなに心配をかけたのでこれくらいは良いでしょうという事もありますし、ナツオ君は完成した小説を顧問の桐谷先生に一刻も早く届けたいという気持ちもあり、みんなで先生のマンションへ押しかけます。

この初詣のシーンでは1つカットされている部分があり、それが原作では後々名前のあるキャラクターとして出てくるのですが時間的な尺と2期があるかわからないからなのかカット。まぁお色気シーン的なものが強いですし、この部分だけ取り上げられてもなんのこっちゃ?となるシーンでしたから仕方ないですね。

桐谷先生宅でもお色気的なお遊びシーンがありましたけど、アニメではここもカット。ここに関しては未成年の飲酒も関わっているので倫理的な問題ですから当然の部分。

おくちで
おくちで

野球拳は見たかったですが。

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賞の受賞からラストへ

ナツオ君が桐谷先生に渡した渾身の力作は桐谷先生が気を回してくれて文芸大賞に提出。見事アマチュア賞を受賞するのですが、これが授与式当日まで知らされていないという話。まぁ突然ですし、アニメではこの受賞までの時間軸が不明扱いになってますけど原作では3学期が始まった直後のお話なので割と審査期間が短かったのでしょうね。

この受賞後にナツオ君には専属の担当がつきますが、これが蔦谷さん。現在最新の22巻でも出てくる数少ない高校時代からの登場人物です。

この受賞を受けて喜び勇んで自宅に帰ると、ヒナの後ろ姿がリビングに。ナツオ君は信じられないという気持ちでありながらも、何の疑いもせず抱きしめて受賞したことを伝えます。ただ顔を見てみると瞳の色は赤。そう、ロングヘアーのカツラを付けたルイだったんですね。(ヒナは緑)

間違えられて嬉しいわけではないのですが、ルイはこの抱きしめられたという行為が誰に向けられて、それがどれだけ力が込められていたのかを冷静に分析して気持ちを伝えます。ルイはナツオ君のことが好きですから、そんな好きな人にどれだけ想ってもらえているのかという悔しさとそれを自分も受けてみたいと思うのでしょう。

ですから最後には「もうヒナ姉には遠慮しないから」なんですね。ドメスティックな彼女ですから、ヒナがいなくなってもドメスティックな彼女はいなくならないんですね。というか最初からドメスティックな彼女はルイだと思っていますけど。個人的な趣味の関係では胸の大きいヒナ姉の方が好きですけどね。

この部分も実はカットされているシーンがあるわけですけど、完全に時間軸的な問題なので仕方ありません。

おくちで
おくちで

しかしですね、漫画だとここはルイが上半身裸で同じセリフを言うわけですよ。これはカットしちゃいけないでしょう。最後の最後位は乳首の一つや二つ見せてくれてもいいんじゃないですかね?どう思います、流石さん?

そんなわけで無事に最終回を終えたのですが、今回は作画も素晴らしいレベル。そして声優の方の演技力も良く伝わってきます。桐谷先生はイケボだなぁと最初から思っていましたけど、それは最後まで変わらず。1話を見た時には乳首が見えると思って期待をしていましたけど、見えるものは何一つなく知っている展開だけが続くわけでして刺激は少なかったです。アニメならではの良さは随所に見られ、見えることの意味なんて不要でありただの遊びとして使う程度のことになり下がりました。このアニメ化、11話の感想としては不要では?と思いましたけど、これはこれでありなのかなと思い直しています。

ここから先は原作8巻からでお楽しみください。切りよく3年生、最上級生に進級して文芸部に後輩が入部してくるという所から続きますよ!

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作者 流石景先生のTwitter

流石先生もさすがに最終回ともなると力が入るのか、Twitterでも万全の宣伝体制を取って放送オンタイムに挑まれていました。ここからは流石先生のツイートをご紹介。11話の時のような作画に関しては何か言うのかな?と期待をしていましたけど、

今回は確かにそういうシーンが多かったです。各登場人物と声優さんの付き合いも長くなると心情的なリンクも高まってきますし、物語も佳境なわけですから自然と盛り上がってきます。


確かにこれは見た瞬間に思った。マスターがナツオ君を銭湯に連れて行った時の脱衣のシーンですね。ここだけでも見ておくとよいかなと思います。だって前後の内容と比較すると明らかに笑いを狙いに行ってますもん。


当たり前ですけど、自分の作品は自分の子供みたいなものですからこの内容であれば嬉しく思っていただけますね。それくらいに12話の出来は素晴らしかった。カットされたシーンは全てが不要とは言いませんが、実際引き延ばしを前提とした個所もありましたので必要な部分を凝縮したという事がはっきりと伝わってきましたね。


という事なので、続きは単行本で楽しんでください!

流石先生には今後も面白い展開を書いていただけることを楽しみにしています。

最新の22巻の感想はこちら↓


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