どうも、おくちでです。
前回のドメカノアニメ感想は2話。凄まじく間が空いていますけど、久々に書きたくなる理由ができましたので書いてみようと思います。キャプチャー画像などは一切使いませんけど、ネタバレの嵐ですからまだ未視聴の方はご注意ください。
アニメ11話は原作6巻の内容となっています。ほぼ原作に忠実な流れですので合わせて読むとより深く楽しめると思います。
失恋
原作6巻の1話のタイトルですね。失恋って何が誰にって部分ですが、ルイがナツオ君に対して失恋したという部分。その相手はよりにもよって自分の姉ですから心中複雑どころの騒ぎじゃないですよね。一般的な恋なら避けて生活をすればいいのですけど、ドメスティック(家庭)な話ですから、否が応でも顔を合わせてしまいます。このためルイがとる行動は
ナツオ君を嫌いになるという事。
嫌いになれば、ナツオ君のこともただの思い出にでき、姉との関係を祝福できるのではないかという考えの元でしょうね。実際問題そんな簡単にできるのかね?となるわけですけど、それはこれからのお楽しみ。
途中大事なお風呂シーンがありますけど、アニメではやはり見えません。漫画だと観れるので期待してしまうのですが、このアニメには乳首券というものは存在しないようです。特装版を買うしかないんですねぇ。これはちょっと寂しいなぁ。見える漫画ということで私は気に入った部分もあるので残念です。
修学旅行 〜沖縄〜
一時の日常回って感じの流れ。原作ではここでルイと他の生徒の話などもあるのですが、尺の関係からごっそりカット。ストーリー展開的には確かに不要な部分でしたから失くしても違和感がありません。ドメカノは引き延ばしによる余分な展開が多いとよく言われている作品なのでアニメ版の方がナツオ、ルイ、ヒナの関係をより深く掘り下げることが出来ますね。余分な情報をカットすることで頭に入ってきやすいです。
どっちが姉なの?
ビーチで生徒と遊んでいるヒナ姉にルイが話しかけるのですが、その後会話内容がどっちが姉なのかわからなくなるような会話。ヒナ姉は子供っぽいというか、幼いというかなんかわざとらしく見えてしまいます。漫画の時はあんまり気にならなかったんですけど、アニメで声がつくと顕著に感じてしまいます。ちなみにこの辺り作画があんまり良くない。この作画の件に関しては後述します。
姉の部屋に押し入るナツオ君
修学旅行も終盤、最後の夜に打ち上げ花火があるんですがナツオ君は花火そっちのけでヒナ姉の部屋に押し入ります。普通に見ても生徒と教師の逢引は間違いないのですけど、実際本当に逢引なのでやたらと堂々としているなぁという感想。そこで二人は考え抜いたことを同時に言うのですが、ナツオ君は付き合いたい。ヒナ姉は終わりにしたい。と食い違う結果に。
しかしですね、結局ナツオ君に押し切られてそのままベッドイン。友人たちが外で花火を見ている中で、ナツオ君はヒナ姉に打ち上げ花火を上げたんですね。
それ言いたかっただけやろ
当然ここのシーンはカットで事後の話、つまりは後戯にて2人のイチャラブシーンをこれでもかと見せつけられるのですが、はっきりいうとちょっと気持ち悪い。原作ではサラッとした感じでしたけど声付きのアニメだと妙に生々しく、義理姉弟という関係や教師と生徒という関係を思い出してなんだかなぁな印象を受けます。
その理由の一つが気色の悪い一人遊びの告白。ナツオ君がヒナ姉の自慰を見てしまい、元カレに嫉妬しながらも自分も自室に戻って自慰をしたとか絶対必要ないだろうと思う会話。これはちょっと鳥肌物に寒いです。
修学旅行を終えて
原作の修学旅行もそうでしたけど、ナツオ君とヒナ姉をくっつけるための展開であって、他の部分はおざなりであっさり終わります。そして修学旅行を終えて日常に戻るわけですけど、ここから漫画だと見えるとっても良いシーンが約1巻分カットされています。いきなり舞台は飛んで学年主任に呼び出しをくらったヒナ姉が見せられたのは、花火大会の時に撮られた写真の片隅にホテルの自室でナツオ君と逢引をしている写真でした。原作、週間連載と単行本でこの部分のタイミングが異なりますけど、まさかここまでカットされているとは誰も思わないでしょう。流石先生も知ってたのかな?
続きは来週です。最終回のはずです。
作者 流石景先生のツイッター
さて、このドメカノ11話が放送されたのは23日未明。作者である流石景先生は毎週放送を楽しみにしており、Twitterで1人実況をして楽しんでいます。ただ今回の11話の感想は
でも11話12話は結構しっかり作れると聞いてたので期待してたんだけど、全体的に作画あんまよくなかったなぁ…大事な回だったんだけど。なんかあったのかな。昨日の五等分すごいキレイだったのに。来週には期待…。
— 流石 景@アニメ放送中 (@k_sasuga) 2019年3月22日
いつもは肯定的な意見ばかりなんですが、珍しく作画に関して否定的な話。同時に放送されている五等分の花嫁が作画で割ともてあそばれている中、ここに至るまでのドメカノの作画は結構安定していましたので、突然どうしたのだろう?という感じ。しかもこのツイートはまとめサイトに掲載もされて、プチ炎上的な感じになってしまいました。
漫画のアニメ化というと原作の販促的な意味合いが強いのですが、五等分の花嫁はその販促効果が割とはっきりと表れており、単行本の売り上げが上がっていると何かで読んだことがあります。アニメの作画が違う意味で評判になっても原作自体の面白さを拾われての事でしょう。ドメカノはどうなの?となりますけど、多少なりとも話題にはなっています。私のブログにもドメカノ関連の検索で結構アクセスが増えているという現状がありますから。ただ売り上げとなるとわかりません。
同じ少年マガジン、同じラブコメ、同じ時期のアニメ放送。こんなのライバル視しないほうがおかしいわけで、流石先生がツイートしてしまう気持ちもわからないでもない。原作者として作品をアニメ化させたら嫁に出したと思えという考えがありますけど、嫁に出したからこそ幸せになって世に認められて欲しいという気持ちの方が強いですよね。それくらい中盤の作画はよろしく無かったです。というか11話全体を通してなんかイマイチでした。
昨夜ツイートした事に関して、大変軽はずみでした。ごめんなさい。
私としては、「大変なのかな?」くらいのニュアンスだったんですが、本当によくなかったです…。— 流石 景@アニメ放送中 (@k_sasuga) 2019年3月23日
元のツイートの削除もせず、訂正を兼ねたツイートもしていて責任はとっていますからこれにて事態は収束です。私自身としては作画よりもアニメ化されたことによる自身の原作で感じていた印象と少し違ったかなという部分があって、漫画の方が好きだなぁという印象です。
声が合ってる合ってないではなく、登場人物の年齢がちぐはぐになったようなイメージがありまして正直アニメ化はあまり良くなかったのでは?と思います。ヒナ姉は年齢のわりに考え方が幼く、ルイが大人びているといえばそれまでなんですけど、余計に強調されてしまったというかなんだろう。まぁ悪くはないんだけど自分が思っていたのとは違うなぁという具合。
一番の違うなぁというものは漫画だと見えていたものが全く見えない点なんですけど、それは仕方ないのでいつまでも言わないことにします。
次回12話は最終回ですけど、ドメカノ2期はあるんですかね?特装版が売れたら2期も期待できるという事ですが、4000円オーバーの特装版を買うのはちょっとおじさん辛いです。
12話の感想はこちら↓
私はドメカノは好きですし、流石先生の考え方も全て納得してますよ!ただの原作厨ってやつですね。
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