どうも、おくちでです。
↑こちらの天ぷらを作った際にたくさん残ってしまった天ぷら。とても当日は食べられないので翌日に温め直して食べるのですが、電子レンジだとぐちゃっとなってしまいますので、ヘルシオのサックリあたため機能を使って温め直しをしてみました。
正直お惣菜を買ってくるという考えがほとんどないので、このサックリあたための機能は今まで使ってこなかったので初の試みとなります。
ホントにサクサクになるのかな?
揚げパンみたいになるとちょっと嫌だね
温め直す天ぷら
一晩冷蔵庫で保管をした天ぷら。衣に含まれた油が徐々に下にたまっており、キッチンペーパーは油でベトベトです。中に入って入る具材は
- かき揚げ…かろうじて角があるかなという雰囲気
- アスパラ…中の水分が出てきてぐっちょり
- サツマイモ…べっとりはしていないが衣のサクサク感はない
- サラダチキン…論外
こんな状態になっていました。よくある放置しておいた揚げ物の状態です。食材元々の水分が多いものほど時間経過による劣化は激しいです。
こちらが揚げた直後のもの。写真ですとあまり違いがないように見えますが、実際は完全に別のものと思うくらいに変化しています。
これがサックリあたためで元通りになるのかな?
揚げたて直後のものに限りなく近くなると嬉しいよね
温め直して冷たいものより味が悪くなることはないだろうという考えで、サックリあたためを試してみました。
サックリあたための工程
ヘルシオにあるサックリあたためは自動調理メニューですが、実際の稼働内容はウォーターグリルとなりますので、タンクに水を入れておきます。
ヘルシオ付属の角皿にアルミホイルを敷き、網をセットします。そこに温め直しをする天ぷらを置いていきます。置く場所の注意点としては中央程火力が強くなりますので、温め直しでパリッと香ばしくさせたいものや厚みのあるものを中央に寄せてください。
写真では納豆のかき揚げを中央に置いてみましたが、これは失敗でした。後ほどご説明をします。
納豆のかき揚げの色を覚えておいてください。
ヘルシオにセットする
自動調理メニューなので上段にセット。手動メニューの場合は下段にセットするのですが、この違いってなんだろう?いつも疑問に思うのですが、下段で自動メニューにできない理由を知りたい。
メニューにあるサックリ温めを選択してスタート。スタート直後に火力の強さが選べるのですが、今回は強めに設定。
ここから時間にして大体15分~20分くらいで完成します。
サックリあたための終了
終了直後の庫内の状態。水蒸気が出てきますので火傷に注意をして角皿を取り出してください。
納豆のかき揚げが真っ黒。火の通りすぎどころか完全に焦げてきています。中央にあればあるほどこの状態になっているので、他のかき揚げも若干色味がついています。これは仕上げの状態を強めに設定したことと、納豆のかき揚げは元々焦げやすいという二重の失敗からくるものです。
サックリあたための仕上げは弱めでもいいかなと思うくらい
そんなことよりこの網の下をよく見てよ!
ちょっとわかりにくいですが、一面油の海です。これはサックリあたためによる加熱で天ぷら内部の油を熱しもう一度揚げている状態を作り、温度が高くなることで流動性の良くなった油が角皿に落ちるために起きてしまう状態です。
サックリあたためをする以上避けられない状態です
掃除をしやすくするためにアルミホイルを敷くと良いとありますけど、油が多すぎて結局角皿全体に油が回ってしまいます。一見意味がなさそうなアルミホイルですが、角皿への焼き付き防止のためにアルミホイルは欠かせないです。
ただ含まれていた油がかなり抜けることでサクサクに仕上がっています
サックリあたためをした天ぷら
こうして食卓にあげてみると納豆のかき揚げの焦げが残念。やはり仕上がり調整はかき揚げがある場合は弱めにしておくことと、設置する場所をなるべく外側にする方が良いかなと思います。食感的な問題ですが、サクサクは本当です!びっくりするくらいにサクサク。むしろ揚げたてよりもサクサク。余分な油も抜けているので軽い感じでかなり食べやすいです。
油のうまみってありますけどサックリあたためをした後の状態の方が食べやすくて美味しい。天つゆの油汚れも気にせず食べられます。
仕上がり調整とセットする場所を間違えなければフライも美味しく温め直しが出来そうです。
お惣菜のフライをサックリあたためしてみました ※追記です
ドン・キホーテで買った一口アジフライ。こちらをサックリあたためを利用して復活させてみました。
自動のサックリあたためですけど、油汚れからの清掃を極力減らすためにこのような設置。下段にセットしますのでそういう場合でも問題がないかの確認も兼ねています。
サックリあたための通常仕上がりで終えた状態。時間にして15分くらい。さっと食べたいときには電子レンジの方が便利なので時間的なことを考えるとどうしても弱いです。
ただサックサクになっていまして、衣に残る油分によってフライのきつね色は濃くなっています。仕上がりは標準よりも弱めの方が良いかもしれませんね。
温めを終えたものを盛りつけ。表面に油がうっすらと浮いてきています。なのでキッチンペーパーでこれを軽く吸収させると軽い仕上がりになります。
帰ってきてすぐに食べたいとなるとレンチンの方が楽なのですけど、味を求めるならサックリあたための方が遥かに美味しいですね。衣がぐにゃっとしませんので食べていて美味しいです。
神戸コロッケのポテトコロッケをサックリあたためしてみた!※追記です
先日久しぶりに浜松の街中(浜松駅周辺)へ出かけましたので、帰りに遠鉄百貨店の地下で神戸コロッケのポテトコロッケをお土産に買ってきました。ここのコロッケはポテトコロッケがダントツのうまさを誇り、私が小学生の頃から何度も購入してきている老舗のお総菜屋さんです。他のものも美味しいのでしょうけど、このポテトコロッケを食べなくては始まりません。
このポテトコロッケは1個108円(税込み)。肉も野菜も何も入っていない純ジャガイモのみのポテトコロッケです。ふんわりと甘くソースがなくても食べられる味付けとなっており、揚げたてを購入するチャンスが来たときはぜひその場で食べることをお勧めします!
今回は購入時点でけっこう冷めてまして、12時に購入して夕方18時にサックリあたためをしたものとなります。
写真で見るとしっかりしているように見えますけど、使われている男爵イモの水分が外の衣にあふれてきているのでしっとりどころか、持ち方を間違えるとボロボロに崩れてしまう感じの柔らかさ。揚げ物特有のサクサク感は皆無です。
こちらがサックリあたためをした直後のコロッケ。見た目は何の変わりもありませんけど、あのしっとりした衣がさっくりとなっており、中心部まで温かく美味しくなって帰ってきました。このコロッケは油分がしっかりと切られているからなのか、それとも中のジャガイモに吸収されているのかはわかりませんが、全く外に油が滲むことはなかったです。
美味しくはなりますけど、やっぱり揚げたてにはかないませんね。浜松駅に御用の方はぜひ遠鉄百貨店地下にてお買い求めしてください!このコロッケは本当にお勧めですよ!
自作したかき揚げをサックリあたためしてみた ※追記です
こちら↓の記事で作成をした
自作のかき揚げをサックリあたためしてみました。
油が大量に出るので角皿にはアルミホイルは必ず敷いておきます。
サックリあたためも弱でやりましたけど、焦げ目がばっちり。やり過ぎなんですよね。中央に寄れば寄るほど火力が高くなるので焦げやすくなってしまいます。
かき揚げから染み出た油。カロリーカットには確実に貢献するサックリあたためです。
かき揚げうどんにしてみました。まぁ悪くはないですけど焦げ味がありますよね。この点だけがちょっと不満。
ヘルシオのサックリあたためはあり!
実際初めてのサックリあたためでしたけど、予想よりはるかに仕上がりが良かったです。
- サクサク、カリカリ
- 余分な油が抜けて食べやすい
- 中まで熱々で本当に揚げたてみたい
この3点が確実にあります。
ただ前述した通り注意してほしいところもあります。
- 厚みのあるものは中央へ
- かき揚げのようなものは外側へ
- 仕上がり調整は標準か弱めで
後片付けはどうしても角皿の油汚れと、ヘルシオ庫内の水分の拭き取りが発生してしまうのですが、味の良さと油が抜けることでのヘルシー調理になることから、お勧めできるヘルシオの自動メニューであることは間違いないです。ちょっと天ぷら自体にもはまりそうなので、このサックリあたための機能もこれから出番が増えそうな感じです。
厚みのあるかき揚げの場合はどこに置けばいいの?
外側において弱にしてスタートです!
こちらは新型です↓
コメント