意外に簡単!土鍋で作る焼き秋刀魚の炊き込みご飯 炊飯器でも作れます!

オリジナルレシピ
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どうも、おくちでです。

愛用調理器具である和平フレイズの土鍋で焼き秋刀魚の炊き込みご飯を作ってみました。今年、2019年からは秋刀魚漁を夏の終わりではなく6月からスタートすると決まりましたので、早ければ来月には新秋刀魚が店頭に並ぶことになります。夏の秋刀魚は脂のノリが気になるところですけど、試験漁をした際のものは脂のノリは特に問題なかったとのこと。今年も豊漁で期待をしたいところですね。

おくちで

ただTVニュースでは中国、台湾に獲られる前に獲れみたいな報道をしていたのが凄い気になりました。あっちもこっちも我先にと始めたら結局天然資源は枯渇してしまうのではないのでしょうか?

流石にこの件に関しては「こまぇ事はいいんだよ」とは言えないよね

土鍋炊飯の流れですが過去記事としてありますので、一読していただけると助かります。

おくちでの日記でいう土鍋炊飯は

こちら↑の土鍋を使って炊いているものになります。お値段も安く使い勝手も良いのでお勧めですよ!

お米を浸水させる

炊飯器だとしなくても美味しく炊けますけど、土鍋の場合はお米を浸水させる工程が不可欠となります。今回は炊き込みご飯なので味付けした水で浸水を行います。

今回は3合の分量です!

この計量カップの中身ですが

  • 醤油…大さじ2
  • 白だし…大さじ1
  • 料理酒…大さじ2
  • 本みりん…大さじ1

上記となっています。かつおだしを入れても良いのですけど、秋刀魚とカツオの味が喧嘩をするので私は入れないほうが好きです。3合分なのでこの調味料を含めて630mlの調味液を作って浸水させます。630mlの水を入れて調味料を追加するではないのでご注意ください。

おくちで

規定量の水+調味料だとご飯がどうしても柔らかくなりすぎてしまいます

大きめのボウルに洗った3合分のお米を入れて630mlの調味液を投入して浸水をさせます。この時にお好みで出汁用昆布を2.3枚入れると良いかなと思います。

おくちで

完成時に気が付いたのですが、出汁用昆布は土鍋炊飯だとかなり柔らかくなりますので、一口大に切って一緒に浸水させると食べるときに楽かと思います。

これでお米の関しての準備は終了。最低でも30分以上の浸水時間を取ってください。

30分浸水させるとこんな感じになります。

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秋刀魚の準備

今回の具材はこれ。

  • 秋刀魚の開き…2匹
  • 刻んだ紫蘇…4枚分
  • 針生姜…生姜ひとかけ半くらい

秋刀魚は昨年大豊漁だったのでどこのスーパーでも毎日解凍ものが100円くらいで売られています。うちは買い物はイオンが多いのですが、イオンだとこの秋刀魚を開いて頭、中骨、内臓を取った状態で販売してくれるので下準備がとても楽になります。

順番的には紫蘇を刻んで

針生姜を準備して

秋刀魚を焼くという流れになります。

おくちで

この準備ですけど浸水を30分以上させてから行ったほうが良いかなと思います。焼きたての秋刀魚をそのまま炊き込みしたいのと、早く刻みすぎて香りが飛んで乾燥しがちな紫蘇になってしまうからです。

秋刀魚を焼く

開いた秋刀魚のしっぽと付け根辺りに残った中骨を外しておきます。小骨が多数残っていますけど、1本1本抜くのは大変ですし、土鍋で炊くと骨が全く気にならないくらい柔らかくなりますのでそのままで大丈夫です。

おくちで

気になって仕方がない方は抜いてください。

秋刀魚を適当なサイズにカットしたら表裏共に塩を軽く振っておきます。しばらくすると水分が出るので軽くふき取りましょう。(この水分は臭みの原因のもとです)

秋刀魚を焼いていくのですが、こんなに小さくすると魚焼きグリルでは焼きにくいですし、そもそも脂が出て煙が充満して魚臭くなるから焼魚はしないというご家庭が増えています。

そこで使うのがコレ!

旭化成のクックパーです。

俗にいう魚焼きシートですね。フライパンに1枚敷くと魚が貼り付きませんし、脂が直接火にあたりませんので煙が出ない。なので魚臭さも部屋に充満しません。

クックパーをフライパンに敷きます。少し長めにしておくと脂がフライパンに落ちないです。ここで一つ注意点がありますので、次の画像をしっかり見てください。

クックパーには裏表がありまして、普通にロールから引き出した状態の上面が画像のものです。この面に食品を乗せてくださいとありますので、間違えないようにしましょう。間違えるとクックパーでも否応なしに貼り付きます。(経験済み)

塩を振って水分をふき取った秋刀魚にもう一度軽く塩を振ってからフライパンに皮目を下にして並べて焼きます。中火位で皮がきつね色になるまで焼いたら裏返します。

これぐらいの色味になるくらい焼くと香ばしくて美味しいです。そのまま食べたいくらい!

おくちで

イオンの秋刀魚の開きは本当に優秀で少し焼魚が食べたいなんて時に重宝しますよ!なんて言っても下処理済みなので生ゴミが出ない!クックパーも併せて使う事で焼魚の後の片付けが一気に楽になります。

秋刀魚を裏返したら土鍋に浸水させたお米を入れておきます。出汁用昆布は中に埋めると炊き上がり時にふわふわほろほろの柔らかい昆布になります。

針生姜はこの段階で入れます。針生姜は中に埋めず、お米の上に乗せる感じにしておきます。

焼きあがった秋刀魚の皮目を上にして土鍋に入れていきます。小さく切り過ぎかと思いますけど、土鍋に入れるために小さく切っておいたというのが正解です。この辺りは使う土鍋に合わせて調整をしてください。

おくちで

炊飯器で作る場合も準備する内容は同じです。炊飯器の場合は規定量の水を入れてから調味料を入れてください。その後に針生姜、焼いた秋刀魚を入れて通常の炊飯でオッケーです。

秋刀魚を焼いた後のクックパー。上手く壁を作ったのでフライパン底面に脂が広がっていません。シートは端を手でつかんで丸めてそのままゴミ箱へポイです。

クックパーを使った直後のフライパン。全く汚れは付着していません。絶対とは言いませんので気になる場合は軽く水洗いをしておくと良いかなと思います。魚焼きグリルで焼いたら洗う手間も増えますし、そもそも洗えない部分が存在してしまうのでいつかにおいの原因になってしまいます。

魚は炭火で焼くのが一番ですが準備や場所的な問題で一般家庭では難しい。魚焼きグリルで焼くのが一般的になりつつありましたけど、やはり清掃や臭いの問題があります。しかしクックパーのような魚焼きシートを使うと掃除も臭いも気になりません。

おくちで

清掃の手間や臭いは相当軽減はできますけど味や焼いた際につく香ばしい香りに関しては炭火>>>>魚焼きグリル>>>>壁>>>>魚焼きシートって具合です。

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焼き秋刀魚ご飯を炊く

今回は3合なので和平フレイズの土鍋の場合17分の加熱に15分の蒸らしだけ。約30分で完成ですが、加熱時に火の調整があるので目を離さないようにしてください。

15分蒸らした直後の状態です。このままだと食べにくいのでしゃもじを使って秋刀魚の身をほぐしながら上下を入れ替えるようにしっかりと混ぜ合わせます。

ある程度混ざったら刻んだ紫蘇をここで投入してさらによく混ぜます。紫蘇は混ぜ込まなくてもお好みで薬味として入れてもいいですよ!

しっかりと混ぜ合わせてトロトロほろほろになった昆布も一緒にお茶碗に盛り付けしてみました。少し薄味に仕上げましたので濃い味が好みの方は醤油を大さじ3にして炊き上げてください。秋刀魚の脂がご飯全体にしみわたっており、ボロボロとほぐれやすくなっていますので小さいお子さんが食べるときはお箸よりもスプーンの方がよいかと思います。

焼き秋刀魚ご飯のススメ

秋刀魚は大衆魚。だから何と言っても安い。だけど値段からは想像もできない味の良さがあります。魚固有の癖のある部分も少なく昔から庶民に愛されてきた魚です。

これまでは夏の終わりから秋の訪れを知らせてくれた食材でしたが、今年は夏の始まりを教えてくれる魚になりそうですね。店頭に夏の秋刀魚が並んだ際には塩焼きと一緒にこの焼き秋刀魚の炊き込みご飯を作ってもう一度記事にしてみようかなと思っています。

この炊き込みご飯は秋刀魚を焼くだけなので後は土鍋でなくても炊飯器でもできますから、どんなものかと試してもらえたら嬉しいです。

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