どうも、おくちでです。
我が家は揚げ物が週1以上ある家庭なのですが、そのほとんどが鶏の唐揚げです。これは子供達がとにかく唐揚げが大好きで、唐揚げの時は静かに落ち着いて食べてくれるというこちらにとってものんびりしたい時に欠かせないメニューだからです。
トンカツをはじめとするフライも悪くはないのですが、実はあまり食いつきがよくない上にソースが大好きでフライそっちのけでソースばかり要求することがあるので避けています。後は昔は私はトンカツが一番大好きで一番のご馳走だと思っていましたけど、最近はそうでもないなと考えが変わって来たところもあるので少し敬遠しがちな状態になっています。
そんな状態に時に、父からもらった家庭菜園の野菜が次々とたまり溢れかえる状況になったので、久々に天ぷらをやってみるかとなりまして、大量の写真を撮って記事にしてみました。
揚げる野菜の準備
今回準備したものは
- 新玉ねぎ
- ニンジン
- 新じゃが芋
- サツマイモ
- アスパラガス
- 自作したサラダチキン
サラダチキンって何よ?と思いますが、妻が好きで自作していますけどなかなか減らないので天ぷらにしたらどうかな?と思っていくつかピックアップしました。
基本は野菜単体の天ぷらとなりますけど、最後には余った野菜をすべて混ぜてかき揚げにします。むしろ私の中の天ぷらはほぼかき揚げみたいなイメージなっています。これも育ってきた環境ゆえのお話ですね。
揚げ物3種の神器をセット
私が気に入って使い込んでいる揚げ物に欠かせない3点セット。揚げ物ですから今回も当然活躍してもらいます。詳しくは↓から
日清製粉 コツのいらない天ぷら粉 揚げ上手
自前で小麦粉と卵を混ぜて衣を準備しても良かったのですが、面倒ですし専用の天ぷら粉を買ったほうが遥かに手間が削減できるということで、オリジナルの要素は省きました。
使ったのはこちら。もう大定番中の大定番ですね。説明不要ッッ!!って感じです。特に難しいことは考えず、粉と水を混ぜるだけなのでとても手軽です。
特に意味はないのですが、裏面も写真を撮ってみました。作り方の部分の分量だけ頭に入れておきます。
衣の準備をする
大きめのボウルに天ぷら粉を入れます。今回の写真の分量は200gです。
メーカーの指定は粉100gに対して水160mlとなります。今回は200gなのでえ320mlの水を入れました。
泡だて器を用意してダマがすべてなくなるまでよーく混ぜます。
こんな具合になったら衣の準備は完了です。
準備する順番としては衣の準備が一番最後になるようにしてください。
揚げる直前の状態です。グラスに入っているのは焼酎の水割り。揚げ物の際はアルコールが欠かせません。何と言っても目の前に揚げたてのつまみがあるわけですからね。
天ぷらを揚げる
今回は割と多めに種類を用意し、各工程の写真もご用意しましたので見出しを作ってそれぞれにご紹介をしていきます。
最終的にはかき揚げになるのであまり細かいことは気にしないでください。この写真全部の量を揚げ終わるまでに2時間弱かかっています。
私は子供達をお風呂にゆっくり入れていました。
サツマイモの天ぷら
これはもはや定番ですね。サツマイモの天ぷらは揚げた直後のほっこりとした甘みと、サクッとした衣の食感が素晴らしい。揚げているのでカロリー的な問題もありますけど子供達のおやつとしても食べやすい天ぷらです。
衣にスライスしたサツマイモを入れてよく絡めておきます。
ボウルのヘリで余剰分の衣を落としてから油鍋に入れます。
油の温度は160℃~170℃くらい。あまり高くし過ぎると衣がきつい茶色になってしまいますので、火加減には常に注意をしておいてください。
揚がったかな?という感覚は人それぞれですが、写真のような衣の色になったら揚げ終わりです。
サツマイモはさっくりとして中がしっとり甘くパクパクいけます。塩を軽くつけると甘さをより一層感じることが出来ます。
子供に大人気の天ぷらでした。これを食べてくれるのは嬉しいのですが、ほぼこれでお腹いっぱいになるくらい好きなので分量は少なめにしてきました。
アスパラガスの天ぷら
地元産の立派なアスパラが売っていましたので家族の人数分購入をしました。
1本98円でなかなかの良い金額ですが直径にして2㎝弱もありまして食べ応え十分だなと思って購入しました。春先ですから丁度旬の時期でもありますね。このまま上げたいところですが、根元の部分は繊維質で噛み切れないくらいの繊維があるのでピーラーで皮を剥いておきます。
半分から下くらいの皮を剥いておくとよいかなと思います。上の方は柔らかいのでそのままで大丈夫。これに衣をつけて1本丸ごと揚げるのですが
残念ながら鍋に入りませんので泣く泣くカットすることにしました。
皮を剥かなかった上半分、皮を剥いた下半分をさらに半分にカットしておきます。
アスパラの下半分の部分に衣をつけて揚げていきます。
どうしてもカットした断面は火の通りが違うので色が先にきつね色になってしまいますけど、味的には特に問題はないので気にしなくて大丈夫です。
こんな具合になったら油切りをするために蓋に避けて、カスあげで天かすを掬ってキッチンペーパーを敷いた小皿にあげておきます。この天かすは後日お好み焼きに使うので保管しておきます。
1つつまみ食いをしてみました。下側になればなるほど皮を剥いても繊維質は若干残ります。もう少し大胆に皮を剥いても良かったのですが、一口で口に入れてしまえばそんなに気にならないです。アスパラの甘さを感じるので塩で食べると良い感じです。
アスパラの上半分も同じように衣をつけて揚げていきます。
ちょっと衣を多めにしてみました。
揚げたてのアスパラは良いつまみでして、すでに焼酎の水割りはお代わりをしています。この日は飲みすぎたかな?というくらい飲んでしまいました。
少しきつね色がきつくなりましたけど、これは飲んでいることに夢中で火加減の調整を忘れたからです。見た目があんまりよくないので火は温度維持をする程度の強さにしておいてください。
揚げたてはサクサクで美味しいのですが、時間が経過すると水分が外側に回ってきてしなしなになりやすいです。揚げたてを食べてもらってください!
子供達はアスパラの先端の一番美味しい部分だけを食べて後は拒否されました。
美味しい部分ってわかってるんだねぇ。
サラダチキンの天ぷら
平たく言えばかしわ天みたいなものですけど、サラダチキンは元々火が通っていますので衣に火が通ったくらいで十分です。
うん、揚げすぎです。アスパラの際に上昇した温度そのままで鍋に入れてしまったので唐揚げみたいな見た目になってしまいました。
特筆すべき点はないのですが二度と揚げることはないでしょう。
元々脂分が少ない胸肉のサラダチキンを揚げることで油が入りしっとりして食べやすくなります。
それだとサラダチキンのメリットがなくなってしまうのでは?
途中経過ですが揚げ終わり、つまみ食いが済んだものは別の天ぷらバットにまとめて置いておくと便利です。お皿でもいいんですけど、油をもっとしっかり切る場合にはこういう盛り付け方法が良いです。
新ジャガイモの天ぷら
細切りにしたジャガイモを衣につけて揚げていきます。菜箸でまとめて掴んで油鍋に入れていきます。
分量的には適当です。食べやすいかな?と思うくらいにサイズで十分。小さいと思ったら重ねてくっつけてしまえばいいんです。この辺りからだんだんとかき揚げ要素が強くなります。
さっくりと揚がったら完成。フライドポテトと違い衣があることでサクッとしながらもふんわりとしたジャガイモの食感を楽しむことが出来ます。天つゆももちろんいいですが、新じゃがの場合は塩もしくはそのままで食べてもらったほうが美味しいかなと思います。
これも子供たちの人気は高かったですね!
マックのポテトも大好きだからジャガイモの天ぷらは一番好きかもしれないね。
味見の終わったジャガイモの天ぷらも追加。
新玉ねぎの天ぷら
この新玉ねぎこそ、今我が家で一番余っている野菜。使っても使っても父からの支給がありまして、玉ねぎを使ったレシピは何でも作ることが出来るくらい大量にあります。この天ぷらを終えてもまだまだたくさん残っているのです。
すぐに傷むものではないので食費的には大変助かっています。
玉ねぎの天ぷらなのですが、先に入れたジャガイモは全て使っているわけではないのでおそらくこの玉ねぎの中にいくつか紛れ込んでいると思います。まぁ細かいことは気にしない。
もう少し花が咲いたようにできればいいのですが、衣の量が多いのでもっと薄くつけるようにしないと塊のようになってしまいます。薄くするとサクッと軽い食感になります。
かき揚げ用のリングがあると形も安定させることができますよ!
次のタイムセール祭りで買うんでしょ?
だんだんスペースがなくなってきました。この時はまだ妻と子供達がお風呂でワイワイ楽しんでいました。お風呂上がりに喜んでもらえるようにまだまだ頑張ります。
人参の天ぷら
細切りにした人参も同じように衣をまとわせます。よく見ると玉ねぎが大量に沈んでいますけど、なるべく人参だけ掬うようにして揚げていきます。
もうこれは人参と玉ねぎのかき揚げですね。
完成の写真は撮り忘れました。飲み過ぎは良くないですね。
かき揚げ
ここからは完全にかき揚げを作る工程となります。
衣に残っている玉ねぎ、人参、刻みネギ、刻み紅生姜を入れてよく混ぜ合わせます。
衣の液を全て野菜に絡ませるようにします。これで塊になりにくくなります。かき揚げの際は衣の液はこのように絡ませると花が咲いたように揚げられるようになります。
今までのものと違い、衣が薄いので菜箸で取りやすく形を簡単に整えることができます。
紅生姜の赤が綺麗なアクセントになっていて見た目も綺麗です。
かき揚げを磯辺揚げ風に
ここでアクセントとして浜乙女の磯のふりかけを入れます。磯辺揚げみたいな感じをイメージしていただけるとわかりやすいかと思います。
パラパラっとお好みで入れてよく混ぜ合わせてから揚げます。
海苔が少し焦げやすいので油の温度には注意しておきます。やはり衣を薄くできるので揚げやすいです。
この辺りでお風呂から上がって着替えを終えた妻と子供達が徐々に食べ始めてきました。サツマイモは一瞬でなくなり、アスパラのおいしいところはいつの間にかなくなっていました。お父さんにも取っておいてね。とは思うものの、自分が作ったものを喜んで食べてくれるのはとても嬉しいです。
納豆を入れたかき揚げ
磯辺揚げ風にしたかき揚げに納豆を1パック投入。付属のタレは使用せず納豆のみを使用します。
よーく混ぜ合わせて納豆の粘りを全体に広げてからかき揚げを作っていきます。
納豆の粘りはとても焦げやすいので、油の温度は低め160℃にして揚げてください。
同じ感覚で揚げてもどうしても色味が濃くなります。色味が付きすぎると焦げた味になってしますので気をつけてください。
残った分を全てかき揚げにしました。これはちょっと揚げ温度が高くなりすぎました。揚げた直後はそんなに気にならないのですが、冷めると焦げの香りと苦みが気になってしまいます。
コツのいらない天ぷら粉を使ってみて
メーカー指定の分量さえ守っていれば衣が重くなることもないですし、使い勝手はとても良いです。粉をふるいにかけたり、冷水を用意したりと面倒な準備もいらないのはありがたい部分です。ダマを確実になくすために泡だて器だけは準備しておいた方が良いかなと思います。
チャック付きのパッケージを選べば余った分は冷蔵庫で気軽に保管が出来るのも良いところです。今回私が使ったものはチャックなしのものだったので残りは輪ゴムで口を閉じて冷蔵庫で保管をしています。
来週は最初からかき揚げオンリーでやってみよう!
まだまだ玉ねぎはいっぱいあるからよろしくね!
全部揚げ終わったものの
揚げながらつまみ食いをしてキッチンドリンカー私。
私が勧めるがまま揚げたてを食べた妻。
サツマイモ、ジャガイモ、アスパラを好きなだけ食べた子供達。
それでもこれだけ余りました。天ぷらうどんにしようと思ってうどんも準備していたのですが、一口も食べられなかったですね。ちょっと分量を考えないといけないですね。余ったものは冷蔵庫で保管して翌日に食べるのですが、我が家にはヘルシオがいるわけでこの天ぷらを復活させるために「サックリあたため」を試してみようと思います。そちらはヘルシオの追加記事として準備していますので期待してお待ちください!
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