【吉河美希】カッコウの許嫁 吉河ファン待望の最新作!

カッコウの許嫁 1巻表紙漫画感想
スポンサーリンク

この日をどれだけ楽しみに待っていたか。私が一番好きな漫画である「山田くんと七人の魔女」の作者、吉河美希先生の最新作である「カッコウの許嫁」の1巻が2020年5月15日に待望の発売を迎えました!

私が山田くんと七人の魔女に出会ったのはすでに連載が終了した後。こんなにも面白い漫画あるのかと読み進めながら思ったのも懐かしい思い出です。しばらく活動を休止して読み切りを何作か出して、その中でも評判が良かったカッコウを新作として発表してひたすらに待ち続けました。

そんなに待ってるのなら週マガ買って読めばいいのにとなりますが、一度に読みたいというのがありますのでひたすらに待っていたのですね。あまりにも好きすぎる内容だったので感想記事を起こすかは悩みましたけど、面白くて皆さんに知ってほしい内容だったので書こうと思いました。というわけで、ドメカノも次巻で終わるのでいいタイミングでの新規格かなと思っています。

おくちで
おくちで

吉河先生の過去作はこちら↓

山田くんと七人の魔女は頻繁に1~3巻まで無料で読めるのでこの機会にぜひ!

ヤンメガも無料でDLできる巻があるのでこの機会に!

妻

山田くんはアニメ、実写ドラマ化、ヤンメガは実写ドラマ化されてますよ!

カッコウの許嫁 登場人物

登場人物って言っても主人公とヒロインだけご紹介しておきますが、あくまでも1巻の時点でのヒロインなので今後の感想記事と共に追加をしていきます。

カッコウ 主人公

カッコウの許嫁の主人公は海野 凪(うみの なぎ)君。海野と書いて「うんの」と呼ばないのですね。感想記事を書いている時に改めて気が付きました。

凪の育ての両親は食堂を営む元ヤンの夫婦。妹は1人。髪の色から性格まで全然違います。

カッコウ ヒロイン

メインヒロインは天野エリカ。同じ年なんですね。吉河先生の描く女の子の特徴というか胸が大きめでバランスの良いスタイルが特徴の女の子。ラブコメなのですから女の子は可愛くて当然なのですけど、好みの絵柄なのでより一層感情移入がはかどりますね。

エリカの育ての親はホテル王の夫婦。本当のお金持ちですが、謙虚な姿勢がとても印象的な物静かな両親です。そこからこんなうるさ型の娘が生まれているとはとても思えないわけです。

スポンサーリンク

カッコウって何がカッコウなの?

カッコウの許嫁というタイトルですが、このカッコウが何を意味するのか?というのが今漫画の基礎となっています。

kakkou toritigae

主人公の凪、ヒロインのエリカは書かれていないですけど、誕生日は同じで同じ産院で生まれています。たまたま出産が重なったのか使用するベッドを間違えてしまったのか、取り違えを起こしてしまいます。

おくちで
おくちで

そんなザルみたいな管理の仕方があるのか?

そもそも性別が違うので取り違えに至ることはないはずなのですが、そこは漫画なのであまり突っ込まれていません。いや、突っ込むところなんですけど

松田さん

と、松田さんも言っています。漫画ですから。あまりこういう事を言うと異世界転生ものなんてとても読んでられません。というわけで、凪とエリカは取り違え子として16年間育てられるわけです。ここで気になるのがカッコウというと托卵の代名詞みたいなところがあるのですが、取り違えだと托卵ではないですよね。

wikipediaには下記のようなことが書いてありました。

本種は「托卵」を行う種として有名である。本種はオオヨシキリホオジロモズ等の巣に托卵する。近年ではオナガに対しても托卵を行うことが確認されている。托卵の際には巣の中にあった卵をひとつ持ち去って数を合わせる。本種のヒナは短期間(10-12日程度)で孵化し、巣の持ち主のヒナより早く生まれることが多い。先に生まれた本種のヒナは巣の持ち主の卵やヒナを巣の外に放り出してしまい、自分だけを育てさせる。 ただし、托卵のタイミングが遅いと、先に孵化した巣の持ち主のヒナが重すぎて押し出せず、一緒に育つ場合もある。ある個体が巣に卵を産みつけた後、別の個体が同じ巣に卵を産むことがある。2つの卵がほぼ同時にかえった場合、2羽のヒナが落とし合いをする。敗れたほうには当然死が待っている。また本種の卵を見破って排除する鳥もいる。それに対抗し、カッコウもその鳥の卵に模様を似せるなど見破られないようにするための能力を発達させており、これは片利片害共進化の典型である。カッコウがなぜ托卵をするのかというのは未だ完全には解明されていない。が、他種に托卵(種間托卵)する鳥は体温変動が大きい傾向があるため、体温変動の少ない他種に抱卵してもらった方が繁殖に有利になりやすいのではないかという説が有力である[1]。ちなみに同種の巣に卵を預ける種内托卵は、鳥類では多くの分類群で認められる行動である。

という事なので、よく言う不倫の果てに種だけもらってきて旦那に育てさせるみたいな話ではないんですね。いやもしかしたらこれから先にこんな真っ黒な展開があるかもしれませんが、1巻の時点においては特に托卵的なことは書かれていません。

さて、16年間別の両親に育てられた2人なわけですが、氏より育ちという言葉が該当するかというと、あまりあてにならない状況になっています。もちろん育ちの上で傲慢になったり謙虚になったりはしていますけど、人間自体の根本は本当の両親から受け継いでいるところがよくわかります。凪は真面目で寡黙、目的のために努力を惜しまず諦めない。エリカは育ちの上でお金持ちのお嬢様なので本当の両親の性格にさらに拍車をかけた高飛車な感じの女の子。

こんな感じの2人が出会って恋をするのかな?という感じかと思ったら漫画らしい展開はもちろんの事、まさかのスタートだったりしました。

あとちょっと今のところ分からないのがこの漫画、1話ではなく1羽と表示されるんですよね。羽なのでカッコウ、つまりは鳥をそのまま引きずっているわけですけど、これも今後何かの伏線になっているのかな?と期待しています。

スポンサーリンク

出会いは突然 そして許嫁へ

物語は凪とエリカが取り違え子であり、本当の親が見つかったという所で実際に顔合わせをするという所から始まります。どちらが見つけたとか、なぜ見つかったのかという事は書かれていませんがここら辺は闇がありそうな気がしますので公開されるのを楽しみに待っているところ。

凪が待ち合わせ前に勉強しようかと街を歩いていると飛び降りしそうな女の子を見つけて助けるのですが、それがエリカ。エリカ自身はインスタ映えしそうな写真を撮ろうとしてただけなのですが、普通に見ても飛び降りしそうな感じしかしないので凪の行動は普通だと思います。

この時点で少し凪とエリカには伝わっている情報の差があって

凪→本当の両親と取り違えられた子と会うだけ
エリカ→本当の両親とあって取り違えられた子と許嫁になる

もちろん街で出会った状態の凪とエリカはお互いがそれだとは知っていない状況で、エリカ自身は見ず知らずの取り違えられた子と許嫁になるのなんてまっぴらごめんという事で、凪に彼氏のフリをしてと頼んで写真を送ります。

まぁそれが逆に好感されて、許嫁になる前にすでに2人は付き合っていたと好意的な解釈をされて2人は晴れて許嫁に。これがこの物語の根底となります。許嫁となった二人は凪の本当の両親(エリカの育ての父)の所有する物件にて2週間の同棲をしろと強制されてしまいます。

おくちで
おくちで

この漫画が掲載されたときには新型コロナは流行っていなかったのですが、最近この2週間と聞くと色々と思うことがあります。

同棲するわけですからあんなシーンもこんなシーンも、そしてまさかのアレなシーンもと期待するわけですけど、吉河先生の漫画は流石先生の漫画と違って大事な部分は見えないですし、そういう事後的な話もありません。なのでそう言う事に関しては期待しないほうが良いです。私的にはあってもなくてもこの漫画が面白いと思うのでありですね~。

スポンサーリンク

お互い一切関与しない事

これは3羽のサブタイトルなのですけど、同棲はするけどお互いのプライベートに関しては不可侵でという事です。これがなかったらというか元々の生活の方で面白いところがあるのでこれは重要な部分です。

凪は実は学校で気になる女の子がいて、その女の子が常に学年トップの成績を取っており、凪はずっと2番手。1番を取って女の子に告白するという目標を持っており、その女の子がこちら。

kakkou hiro

凪曰く、学年不動の一位で運動神経抜群、天然で優しく社交性もあり当然モテまくり。

まぁ私的にはヒロインはロングヘアーに限るわけでして、ショートな辞典で論外なのですけど凪君的には彼女が良いのでしょうね。

意外とあっさりした理由で学年1位を取った凪君ですけど、こちらのひろさんには残念ながら振られてしまいます。その理由がこの漫画のタイトルにいくつもの伏線がちりばめられているところが理解できるのですけど、この先また面倒なことになりそうでちょっと疲れちゃうんですよねと予想が出来ます。

私が考えるラブコメというのは、安定期は短く常に振り回される日々だという事。

わかりやすい例はドメカノとか花より男子なんですけど、のんびり安定して見られる時間は意外と少なくて常にどんでん返しみたいな事象の連続になるという事。山田くんと七人の魔女のように純愛で一筋だったらある程度は楽なんですが、この感じからして私が予想するのは

凪君は結局、ひろさんのことが諦められないのですが同棲しているエリカは凪君のことが徐々に気になり始めてしまいます。走行しているうちにひろさんの相手が出てきてそれがエリカを好きになってぐっちゃぐちゃの展開では?って感じを考えています。文章に起こしただけでめんどくさそう。

スポンサーリンク

2巻の予告と吉河先生のtweet

そんなことを考えて巻末を見ていると

kakkou yokoku 1

ふむ、エリカの転校か。これは既定路線であり常識であろう。

kakkou yokoku 2

ん?これはエリカがひろに気に入られて同棲がばれそうになるって事かな?っていうか、妹(血の繋がらない妹=エリカの本当の妹)も押しかけてくる?あれ?もう一人野郎を入れためんどくさい関係では?と思ったらどうやらハーレム的な展開を期待してもよさそうな感じですね。何といっても4角関係ですからね!


ってなことなので先生もコロナにはお気をつけて~!

ちょっといい絵があったのでご紹介。

おくちで
おくちで

書籍版が売り切れ続出中。こういう時こそ電子書籍です!特典が名残惜しい所もありますけど、すぐその場で読めるのは最高ですよ!

タイトルとURLをコピーしました