【紺野あずれ】ノブナガ先生の幼な妻5巻の感想　これにて完結！

どうも、おくちでです。

基本的に単行本でしか読まないので連載がいつ終わったとかはわからないのです。なので5巻を読んで、「あ、これもう終わるわ」となって最終回を迎えたわけですけど、この終わり方は私個人としては納得できましたし、各キャラクターが個性を持ってそしてヒロインである帰蝶さんが自らの意思で選択した結果なのでとても満足しています。

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おくちで

ちなみに予約はしていたものの忙しくて（ドラクエで）すっかり発売日を忘れていました

妻

でぇ丈夫だ。作者もドラクエウォークにはまってる。

この感想記事はネタバレの宝庫です。ただし作者へのリスペクトのために単行本内の画像は一切扱いません。

4巻のあらすじ
織田信長本人の登場
帰蝶さんはどうなるの？
巻末　作者コメントとtweet

4巻のあらすじ

女体化した明智光秀が出てくるのが4巻なんですけど、明智光秀ってそもそもが本能寺の変で信長を葬ったわけでして、それが出てくるだけならともかく女体化してというのがあまり納得は行かない感じ。しかし読んでみると割とかわいげのある明智光秀だったりして、これはこれでありだなと思ってしまうのも事実。

4巻の感想はこちらから↓

【紺野あずれ】ノブナガ先生の幼な妻4巻の感想　女体化した明智光秀登場！

ノブナガ先生の幼な妻4巻を読んだので感想を書いてみました。3巻最後で新しく出てきた女の子。まさかの女体化した明智光秀だったわけですけど、てんやわんやのラブコメ展開になるかと思ったら正室である帰蝶さんを大事にするエピソードがありまして読んでいてほっこりします。

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織田信長本人の登場

4巻の流れをそのままになんですけど、大きく変化するのは織田信長自身が登場するところでしょう。慈徳院様の願いは置いておくとして、織田信長本人が登場するところから話は大きく変化していきます。

信長の登場はノブナガ先生のもう一つの人格として現れるわけですけど、この人格はノブナガ先生が産まれたころからいたそうで、これまでのノブナガ先生のモテなくて悲しい人生のすべてを知っていました。その不憫な子孫であるノブナガ先生のために織田信長が力を使って今回のようなハーレム展開を用意してくれました。

なんかいい話だなぁと思ったのですが、どうもこれはノブナガ先生がプレイしていたエロゲーのシナリオを実現させたみたいな感じの話で感動する部分は何一つありません。

また織田信長の人格が前面に出ている際にノブナガ先生の意思はどこにあるかというと、信長の行動や発言を全て自分の頭の中で見ている感じ。簡単に説明すると心の中で天使と悪魔がささやいている感じがあると思うんですけどあれです。たまに喧嘩を始めますけど周囲から見ていると突然誰かと叫びあっているので異様な光景だったりします。

おくちで

ただこのノブナガ先生の中に織田信長が出てきたところから少しダレる感じになるんですけど、最後はピシッと締めてくれます。

帰蝶さんはどうなるの？

ぶっちゃけ3巻後半から4巻にかけて帰蝶さんはあんまりどころかほとんど良い場面がないですし、脇役レベルに落ち込むほどの扱いだった気がします。しかし今回は最終巻ですのでヒロインらしく最後を飾ってくれるわけです。

簡潔に言うと

ノブナガ先生の中にいた織田信長が元の時代に帰る
それに続いて側室たちや明智光秀も一緒に帰る
帰蝶さんは自分の意志で現代に残る

という感じです。この自分の意志で現代に残るという所ですけど、これは読んでもらったほうがわかりやすいですし帰蝶さんの心を知ることが出来ます。ありきたりな展開ともいえるわけですけど、1人の人として自分の人生を周りに左右されることなく自身の意思で決定するという所に意味があるわけですね。戦国時代に生きた女性としては有り得ないところだったと思います。

終わり良ければ総て良しという具合に最終回となるのですけど、ノブナガ先生の感じは今まで特に変わることがなく、帰蝶さんと楽しく生活してる感じでした。