【蘇募ロウ】なんでここに先生が!?4巻の感想 絶対零度の立花先生は最高!

なんでここに先生が!?4巻表紙漫画感想
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どうも、おくちでです。

3巻の田中君と葉桜先生は自宅がお隣のちょっと年の離れた幼馴染。このシチュエーションは物凄く良くて自分好みでした。やはり幼馴染だからこそ知っている小さい頃のエピソード、特に恥ずかしい話などは大人になると余計にグッとくる部分がありまして4巻も同じく期待できるものとして読んでみました。

先に述べておきますが、4巻は控えめに言っても最高です!

おくちで
おくちで

笑いとエロの組み合わせとタイミングが最高でした!

なんここアニメ10話立花先生初登場の感想はこちらから↓

この感想記事はネタバレの宝庫です。ただし作者へのリスペクトのために単行本内の画像は一切扱いません。

3巻のあらすじ

3巻はショタ系の高橋君、お隣に住んでいる体育教師の葉桜先生のコンビでした。幼馴染要素が自分の好きな設定でして、隣に住む小さな男の子が男として成長してきてそれを意識してしまう葉桜先生がとても良かったです。2巻で若干トーンダウンをしましたけど、3巻で盛り上がりましたので4巻にも必然的に期待をしてしまいます!

なんでここに先生が!?3巻の感想はこちら↓

4巻の主役たち

4巻の主人公は男の子が田中君。ヒロインが立花先生。田中君は今まで主役を担当してきた佐藤君とは中学の同級生、鈴木君は中学の後輩、高橋君は同じ高校の後輩と何かしらの関係があります。彼ら3人が田中君のバイトするファミレスで年上の彼女談義を始めてしまい、今まで年齢=彼女なしの田中君は発奮をして「卒業までの残り3ヶ月で彼女を作る!」と宣言をしてしまいます。ちなみに田中君は元生徒会長。優秀な方なんですね。

3人の登場はここまでで、ここから先は立花先生と田中君のあり得ないシチュエーションによる2人の間の進展が始まります。立花先生は分かりやすく言うと「綾波系」の人物。

解説:綾波系とは?
新世紀エヴァンゲリオンで登場する綾波レイと似た感じの性格の女の子。物静かで口数が少なく、淡々とした口調で感情を表に出さないので何を考えているのかわからない不思議な子。ただ時折見せる笑顔や感情が視聴者を虜にさせる。
妻

主人が勝手に言っているだけです。

そんな立花先生は保健室の先生。生徒からのあだ名は「絶対零度の立花」と呼ばれているくらいなので、よほどドライな対応をしてくれる方なんでしょう。M属性の強い方にはたまらない部分かもしれませんね。

おくちで
おくちで

でも私が学生の頃の保健室の先生なんてクッソ婆と読んでも差し支えのない先生でしたけどね。美人で巨乳で優しいなんて羨ましい話は本当にあるんでしょうかね?

なんここはあり得ないシチュエーションの連続から男女の仲を深めていくという漫画ですから、さっそくこの1話でもトンデモな展開が待っています。バイト中にミスをしてぬれねずみにさせてしまった立花先生を着替えさせるのですが、そこで繰り広げられるあり得ない展開。さっそく立花先生の胸があらわになってしまいます。今までの展開上当然ともいえる巨乳、そして今回は陥没乳首とこれまた変態紳士たちの心を掴みに来ているではないですか!

陥没乳首ですから隆起するシーンがもちろんありまして、田中君はその瞬間をじっくり見てしまうのですが、立花先生もさすがにそこは少し恥ずかしいみたいで淡々とした口調ながらも制止させてしまうセリフがあります。こういう所が良いんですよ!

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今までと違う展開

今までの3巻は先生と生徒という立場もある上に、前巻の3巻は高橋君がショタ系という事もあり、少しマイルドな感じでした。しかし4巻の立花先生は保健の先生という所もありますし、主人公の田中君が卒業間近の高校3年生という点もあり、割とエロ度は高いです。

1巻の佐藤君と児嶋先生も年齢は同じなのですけど1巻という事もあり少し抑え気味でした。まぁ1巻も実際は小さい頃に知り合っていたし、児嶋先生と佐藤君の母親が先輩後輩の間柄というのもあったからだとは思っています。

しかし4巻の立花先生は幼馴染要素は皆無ですが、物静かな保健の先生ではあるものの言いたいところははっきり言う性格であり、恥じらいながらもストレートな表現があるというなんだか書いていて自分でもよく分からなくなってきましたけど不思議な魅力があります。

前述した通り田中君は「残り3ヶ月で彼女を作る」ですから、時期的には冬です。冬というものは恋愛的には大きなイベントがたくさんありまして

  • クリスマス
  • 大晦日
  • 初詣
  • バレンタイン

と、恋愛要素では外すことのできないイベントが集中して発生します。大晦日と初詣は一緒にしたほうが良いかなと思いますけど、実際このうちの3つが田中君と立花先生のあり得ないシチュエーションで使われています。

クリスマスのお話

田中君は結局クリスマス前には彼女が出来なかったので一人寂しく過ごします。自宅の両親もクリスマスという事でラブラブで出かけてしまいまして、本当に独りぼっち。そこへやってきてくれる立花先生。理由が

「…あなたは今日ヒマだと思ったから迷惑じゃないかと…」

という、棘のある一言を添えてくれます。

このクリスマスでは立花先生が今まで撮って来た動画を視聴するのですが、見させられるのがまずは8歳の立花先生。可愛いですけど、昔から感情は表に出さない感じでプレゼントのくまのぬいぐるみをもらってもよく見ないと感情の変化が読み取れないほどの動き。そのまま見させられる昨年のクリスマスは立花先生が一人ぼっちでケーキを食べている姿。幸せな映像から一気にコメントしづらくなるのはいかがなものか。

しかしですね立花先生の可愛いところは、去年は一人ぼっちだったけど今年は田中君がいるから楽しいクリスマスだよと言葉少なげに言ってくれるところ。こういう所にグッとくるんですよ。そこまでは普通のいい話なんですけど、なんここはここからが本番。あり得ないシチュエーションでエロ度が一気に高まります。そこは自分で読んでみていただけると良いかと。

最後には田中君が誰にあげるか決めてもないのに買っていたクマのぬいぐるみを立花先生にプレゼントするのですが、8歳のクリスマスにプレゼントをもらった時同様に嬉しい表情をしてくれるのが分かります。こういう所に弱いんですよね。

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生徒と教師で旅行に行っちゃう

ひょんなことから旅行のペアチケットを手に入れた立花先生が田中君を誘ってくれます。そのお話は初詣のことなのですが、ここもとても良かったです。先生の晴れ着姿が美しいですし、話の展開がおみくじ通りに進んでいきまして、運命って良いなぁって思っちゃいます。

その運命が旅行になるとは思いもよりませんでしたが、生徒と教師の禁断の恋はもう誰にも止められません。(この時点では付き合ってないですけど)

後は海ですから当然の水着に当然のあられもない姿。ヤドカリが先生の陥没乳首に入ってしまうから取り出そうとするシーンはあり得ないでしょうとなるものの

花の慶次

となってしまうわけで、立花先生の魅力にいつの間にか虜になっている自分に気が付きます。そういう意味では幼馴染要素というのはあくまでもおまけであって、登場人物に魅力があるかないかが一番の焦点になるのですね。この4巻は本当に面白い。

気になる異性と旅行に行ってしかも泊まるホテルは同室のダブルベッドとなるとこれはもう期待してしまうわけですけど、一応はまだ生徒と教師なのでそこまでは進みません。しかし昼間から連続して発生するラッキースケベに田中君の息子はもう爆発寸前!

立花先生が寝静まったところを1人致そうと風呂場に行くのですが、ホテルはユニットバスなので小用で起きてきた立花先生にばっちり見られてしまいます。年頃の男子高校生なら自慰行為は当たり前とは言ってくれるものの、見られて嬉しいはずなんてないわけですから田中君にとってはつらいところです。このシーンは見た瞬間に噴いてしまいました。

おくちで
おくちで

そういえば私も妻と同棲を始めた当初、夜な夜なネットサーフィンをしながらおかず探しに奔走していた姿を妻にばっちり見られましてね。

妻

あの時は面白かったよ

おくちで
おくちで

下半身はむき出しにしていなかったもののおかず探しに集中しすぎていて、真横に妻が来ていることに気が付かず10分程そのまま探し続けていたそうです。

別に見られたいわけじゃないですけど、そんなシーンがあるとついつい嬉しくなるというか感情移入してしまうので4巻がますます好きになってしまいました。そんなわけで、なんやかんやありましたけど旅行は無事に?終わり、卒業までの残り少なくなった時間を過ごしていくことになります。

バレンタインデー

高校3年の3学期って2月以降は自由登校の気がしたのですけど、なんここも同じような感じではあります。しかし明らかに2月14日だけ登校しようとする田中君は母親に勘繰られてしまいますけど、結局何の成果もないまま外は真っ暗に。いったい何をしたくて学校に行ったのだろうか?

それはもちろん立花先生にチョコをもらいたかったわけですが、そこは察しが悪いので何もないまま大雪によって帰宅困難になりかけますけど、最後の最後でようやく立花先生と出会います。またしても定番のラッキースケベがありながらも、これが最後のチャンスと先生に告白をするのですがあっさりと断られてしまいます。

でもそれには理由があるのですけど、読者にはわかるものの察しの悪い田中君はまだ理解できていない様子でこのビッグイベントのバレンタインデーを終えてしまいます。

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卒業式を終えて

バレンタインデーでは意を決して告白したものの玉砕した田中君。何故か卒業式の後に今までの主人公とヒロインが田中家に集まるのですが、どうやらみんなでする旅行の計画のようです。とは言っても、他の3組は正式に付き合っているものの田中君は立花先生とはまだ付き合っていない状態です。

しかも卒業したら何か冷たい感じで「もうあなたの先生じゃないから先生って呼ばないで」と割ときつめの言葉を投げかけてくれます。もちろんマイナス方面の意味ではなく、卒業したからちゃんとした関係を築き上げたいという意味ですけど、傷心の田中君はマイナスにしかとらえていません。

その後、いつものラッキースケベがあって2人は正式に付き合うようになるのですがこれも純愛といっても差し支えのない内容で私的には大好きな流れでした。やはり立花先生が良かったのと、田中君が元生徒会長の割には結構抜けているところがあって可愛げのある感じなのが良かったですね。

授業終了後

今回は初めて課外授業の部分をご紹介。今までになかった展開となりましたのでこれは是非とも報告しないといけないかなと思って書いています。

一応ストーリーは続いていまして、卒業式後に田中家に集まった際の旅行は実行されている流れです。ただし出だしから躓いていますけど、4巻は田中君と立花先生の為だけにある単行本なので2人だけは特別な流れとなっています。

おくちで
おくちで

分かりにくく書きましたけど、他の登場人物によるラッキースケベや恋愛事情は4巻には存在せず、立花先生と田中君だけの純然たるお話なんです。

ホテルの予約が抜けていたせいで、泊まることが出来るメンバーに隔たりが出来まして田中君と立花先生はラブホテルに泊まることになります。もうここからわかることは1つですね。ええ、そうです。2人は一線を超えるんですね。この部分は是非とも単行本を手に取って読んでみてください!

最後にもう1度だけ言っておきます。4巻は最高!

アニメ化されるのはきっと4巻までの内容になると思いますけど、この割とハードな内容をどこまで見せてくれるのかは楽しみなところ。きっと見えないのだろうけどBlu-rayBOXの購入も検討してしまうなぁ。

なんでここに先生が!?5巻の感想はこちらから↓

なんでここに先生が!?のアニメの感想はこちらから↓

4巻には特装版もありますのでそちらもお勧めです!

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