どうも、おくちでです。
ノブナガ先生の幼な妻3巻の感想です。まずはサクッと通しで読み、もう一度最初に戻って読み直すと深く感じる部分がたくさん出てきまして、1回目では気が付かなかった部分に視点が集まるときがあります。この3巻もそんな部分が結構ありまして読み応え十分の内容でした。
2巻のあらすじ
岐阜城で陶器の器を手に取ったら空から降って来たもう一人の女の子は織田信長の側室であった吉乃でした。正室である帰蝶さんと吉乃さんと3人で同居することになるという羨ましい展開がありながらも、一線は超えまいとするノブナガ先生。
またノブナガ先生に触られたことでまた1人、また1人と側室が増えていきます。「お鍋の方」「慈徳院」の2人も実在した織田信長の側室であり身近な2人が実はその生まれ変わりという事が判明します。正室、側室含めて4人の女性に囲まれるノブナガ先生。ハーレム展開を期待するところですが…詳しくはこちら↓
戦国時代の風習 男色
戦国時代が好きで調べていくと必ずぶち当たる部分としてあるのが「男色」です。男のたしなみといわれるレベルの風習になるのですが、現代風に一言で言えば「ホモセ」です。すさまじく好みが分かれる部分なのですが、当時としては普通のお話。
枇杷島さんがノブナガ先生を好きになった下りにこのBLの容認があったわけなんですけど、この時点で何となく気が付いた人は勘が良いです。戦国時代を語る上で外せない要素というわけですから、織田信長を知っていればほぼ確実に出てくる名前が出てきます。
ノブナガ先生に触られると生まれ変わりの場合過去の人格が出てきてという展開が2巻でありましたが、あくまでも女性限定。なので男子には触れても特に問題はないだろうと気軽に触れたのが熱田蘭真君。枇杷島さんの親友である熱田さんの弟です。名前の時点でもうお分かりでしょう。彼は森蘭丸の生まれ変わりでした。
そうなると熱田さん自身も森蘭丸の子孫という事になるわけですけど、その辺りは明確にされていませんのであまり突っ込まないようにしておきます。
蘭真君の趣味
蘭真君は変わった趣味があって女装が好きなんですね。「ふた〇り」だの「男の娘」だの序盤に語っていた展開はここに繋がります。ノブナガ先生に触れられた後に森蘭丸の人格が出てきてしまって、女装して階段から落ちてくるというミラクルをかましてくれます。
その後保健室で押し倒されて、実は僕は森蘭丸ですと自己紹介をするのですがまぁここに感しては私は守備範囲ではないので若干適当です。
前世の最後、つまりは本能寺の変で一緒に死んでいるわけですがその際に約束したことを実現させたい。女性に産まれたら妻にしてほしいという事なんですけど、実際男の子ですしノブナガ先生自身が織田信長の意識を持っているわけではないので、願いは叶いません。しかしあの手この手で何とか結ばれようとして考えた結論が「お尻専用の相手」なんですけど、あまり盛り上がらないですし実際そのシーンはないので割愛します。
この部分に関しては私自身が男の娘等に興味がないどころか、むしろ嫌厭気味な部分なのであまり多くは語らないようにしておきます。
どうでもいい話かもしれませんが、年齢制限的な意味合いで帰蝶さんと吉乃さんの乳首は描かれていませんけど、男子なら問題ないという事で蘭真君の乳首は描かれています。
本当にどうでもいいな
危機感を抱く正室と側室
個人的な男色の好き嫌いはともかくとして、蘭真君の登場によって危機感を抱く帰蝶さんと吉乃さん。2人は先生が仕事でいない間に何とか欄間君より先に既成事実を作ろうではないかということで、お勉強を始めます。その勉強内容がノブナガ先生が所有するエロゲーを見て性技を学ぶという事なのですが、ここアニメ放送できるの?というくらい酷いスラングが並びます。
スラングって言っても性器の名称普通に連呼しているだけですけど、テレビ放送だとピー音しか聞こえなくなるであろう展開なので心配をしています。カットされるとこの後に繰り広げられるノブナガ先生の拘束シーンまでもが一緒に闇に葬り去られそうで残念です。ここはアニメ化の場合はどのような扱いとされるのかが注目するポイントですね。
一方残り二人の側室は
慈徳院さんこと星ヶ丘先生はまたノブナガ先生に乳揉みをしてほしい衝動に駆られているわけですけど、実際はそんなことされるのは嫌みたいなのでとにかく暴言吐き続けます。それでも何とか揉むパターンに持ち込むと…
なんと乳〇が描いてあるではないですか!
2巻までは一切見えず、ようやく見えたと思ったものが欄間君の乳〇でがっかりしていたところに星ヶ丘先生の乳〇。これはアニメでも見えますね(錯乱)。見える見えないはドメカノの時にも再三言っていましたけど、なんか儲けた気がする程度の話ですがかなり重要な部分であって私以外にも求めている人がかなり多くいるはずです。
とにかく乳揉みをして星ヶ丘先生の中にいる慈徳院さんを呼び出しますけど、その過程にノブナガ先生がカスみたいなことを言っていますけどその辺りは割愛しておきます。読んでもらって確認してほしいくらい空回りしてますから。
そして慈徳院さんが何とか出てきた後に言うのが「信長様…また赤ちゃんになりたいのですか?」という事なので、きっと信長は赤ちゃんプレイが大好きだったんでしょうね。史実には一切書いてありませんしおそらくどころか確実に正しくない設定だと思いますけど、本当のことはだれにもわかりませんので、こういう解釈をしても問題はないでしょう。
お鍋の方のご乱心
ノブナガ先生は前世に未練があって現世に現れてしまうと予想しており、それぞれ転生をしてきた人物の目的を探っていくことになります。帰蝶さんや吉乃さんはともかくとして、お鍋の方は明確なものを持っており、それを実現出来たら成仏?できるという事なので実行します。
まぁこの部分はまたBL関係の話になるので割愛しておこうと思います。一応結果だけお伝えしておきますと、なんやかんやあってお鍋の方は成仏して枇杷島さんの人格はもう入れ替わることはなくなりました。
これにより他の人物に関しても目的を達成すれば成仏するわけなのですが、帰蝶さんだけは何が目的なのかいまいちはっきりしません。他の人物は前世を全うしてきていますが、帰蝶さんのみタイムスリップをしてきているからですね。ここは正室とその他という具合に分けた設定にしてあってよかったと思える部分です。
最後に出てきた新しい転生者
これを読んだ時、やっちまったなぁと思ったのですが4巻を読むとまぁこれもありだなとなります。なぜならば、3巻の最後、帰蝶さんが大事に持っている「懐刀」をノブナガ先生が触ることで新しく出てきた女の子は…
明智光秀だったからです。これはやっちまいましたね。と思うし、欄真君(森蘭丸)は性転換せずに出てきているわけですから、なぜ明智光秀だけこのようにしたのか。また明智光秀といえば本能寺の変で織田信長に対して謀反を起こした人物でもあるわけでして、登場させるいわれはないはずなのですが…。続きは4巻で!
ノブ妻4巻の感想はこちらから↓
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