【蘇募ロウ】なんでここに先生が!?5巻の感想 好きな人は好きなんじゃないかな?

漫画感想
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どうも、おくちでです。

4巻はなんここ史上最高の内容でした。エロあり笑いありは当然として、男心をくすぐる展開が随所にちりばめられている上に、立花先生という人間の魅力が素晴らしい。この内容であれば幼馴染要素なんてなくても面白い漫画になるにきまってる!これは5巻にも期待大だ!

この感想記事はネタバレの宝庫です。ただし作者へのリスペクトのために単行本内の画像は一切扱いません。

4巻のあらすじ

4巻は田中君と立花先生のお話でした。陥没乳首の立花先生は保健室の先生ですから下的な話が全体的に多く、思春期の男の子にとっては我慢できない部分が多々ありました。一緒に旅行に行ってしまったりと飛んだ展開もありますけど、自慰を見られたりバレンタインデーで振られたりと3巻までとは少し違った内容でした。しかし結末はもちろん言うまでもないわけですが、これはぜひ手に取って読んで楽しんでもらいたい内容です。

登場するキャラクター

この漫画の魅力の一つに年上のお姉さんという要素があると思うんですよ。それを思春期で脳内ピンクに染まった男の子が発情して付き合うという流れがあって面白かったんです。普通なら有り得ないシチュエーションで怒られる部分なところを、年上という事で「しょうがないなぁ~」と許してくれる感じの流れのところ。もちろん怒られることもありますけど、先生たちもまんざらじゃないんだよね~という感じが見受けられるわけです。

しかし5巻に関してですが、キャラクターの引継ぎはも少し独特で2巻で出てきた松風先生の妹の松風さやが登場します。そんなわけですから今度は妹が主役でまさかの男先生!?と疑ったのですけど、そのさやちゃんに憧れる坊主の高校1年生のガキ、伊藤君が主人公。まずこの伊藤君のビジュアルが受け付けない。

まぁさやちゃんが先生になるから仕方ないかなと思ったら、先生は別の女の子。ホムラ・フランチェスカというALT、つまりは外国人教師。白人美女とのくんずほぐれつみたいな話かぁ、と思って読んでいると驚愕事実として判明するホムラ先生(16歳)という設定。海外は飛び級があるのでそれで大学を卒業して日本にALTとしてやってきたそうです。

5巻の内容に関して

この年齢設定が有り得ない。有り得ないシチュエーションが売りな漫画ですけど、流石にこの年齢設定はいかがなものか。学力的なものと人間経験的なものは積み重ね方が違いますので成人していない場合にはこの教師という職業はよろしくないのではないか?と、まぁ真面目に突っ込んでしまうわけですよ。

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なおこの伊藤君とホムラさん、過去に出会ったことがあるので一応は私の好きな幼馴染要素はあります。

だからなんだ?

この漫画の売りである年上女性の包容力という点が皆無であり、無理やりな話が続くので正直あんまりどころか面白くない。この5巻に関してはシリーズの新しい挑戦をしたのは認めたい部分ですけど、方向性が間違っているのでやらないほうが良かったとまで思っています。

おくちで

可能性を求めて新しい組み合わせを考えたのでしょうけど、この漫画を読んで喜ぶ人は基本的に年上のお姉さんに優しくされたい疲れたおっさんが多いんですよ。

おくちで

少なくともワイはその一人や!

4巻が最高だなと思った理由は田中君と立花先生のみで作り上げられたストーリー。しかしこの5巻は伊藤君とホムラ先生だけならともかく、さやちゃんがやたらと出てくる。疲れたおっさんは純愛を好み、ハーレム展開は別の作品に求めますからなんここには不要なんです。1巻完結式の漫画なのですから1対1のしっかりとした恋愛を描いてほしい。じゃないと情報量が増えすぎて覚えられない。

このせいで内容が薄く感じます。似たようなことの繰り返しではないか?と言われる部分がありますけど、そうではなく内容が薄いんです。1巻~4巻のようにもう少し密度の高い内容にしてほしいところです。

最後に

この5巻はアニメ化されない部分です。(たぶん)尺的な問題もありますけど、前後のつながりを持たせて4巻まで進んできた今までのなんこことは明らかに違うからです。好きな人は好きなのでしょうけど、あまりにも展開が違う上に読者層にヒットしにくい部分かと思います。

まぁ5巻は5巻として出ているのは事実なので、次の6巻ではまた今まで通りの展開に戻ってくれることを期待したいです。

なんここ6巻の感想はこちらから↓

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