【2019年春アニメ】ノブナガ先生の幼な妻1巻を読んでみた感想!

ノブナガ先生の幼な妻1巻表紙漫画感想
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おくちで
おくちで

どうも、おくちでです。

冬アニメたちも今週をもって終わりを迎えますので、春のアニメで何か面白そうなのものがあるかな?と物色してみたら、kindleの漫画にいくつかありまして、その中で1巻全部読むことが出来た面白い漫画からチョイスしました。

ネタバレをふんだんに含みますが漫画のキャプチャーは一切ありませんし使用しません。中身が見たいという方は電子書籍のサンプルからお願いします!(作者へのリスペクトです)

ノブナガ先生の幼な妻はどんな話?

最近のなろう系は現代から異世界へと転生するものが多かったのですが、これは現代へタイムスリップしてきた織田信長の正室である斎藤帰蝶さんのお話。漫画1巻の表紙に書いてある文章はすごく飛んでいますけど、戦国時代からやって来た女の子なので正室になるという事はどういうことなのかという意味をよく表している表現ですね。こういう表紙なのでドストレートな素晴らしいハーレム展開を期待するわけなんですけど…。

帰蝶さんは数え年で15歳。なので実質14歳というわけでまだまだ子供なんですね。しかし恐るべき部分はこの時点でバツイチ!どういうことなのよ?と思うのですが、この帰蝶さんが正室であるという話やバツイチで元旦那は誰という事がこの漫画ではしっかりと書かれています。それが正しいかどうかを調べる気はないのですが、適当に書いているわけではなくちゃんと史実に基づいた設定となっています。

唯一違うのは現代に帰蝶が転生してきたことだけでしょう。ていうかそれがなければこの漫画が誕生しないわけなので当たり前の話なんですけどね。

ちなみにってほどでもないですけど、帰蝶さんというよりは濃姫といった方が戦国無双的な知名度もあるので分かりやすいかもしれません。と言うか私は濃姫は知ってましたけど、帰蝶という呼ばれ方は知らなかったです。

戦国無双の濃姫

※濃姫なのでこちらでイメージすると拍子抜けします 戦国無双の濃姫さん

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割と頻繁に服を脱ぐ

転生してきた経緯は後々意味がありそうなことだったので、ぜひ読んで確認してもらいたいところから省いておきますが、小さい頃からアニメが好きなおっさんが大抵興味を持つのは女性のあられもない姿が見られることにあります。この漫画、ノブナガ先生の幼な妻の場合は日本人なら誰しもが知っているであろう織田信長、つまりは戦国時代に生きた人でありその当時の武家の女性としての生き方があるわけです。

それが子孫を残すという事であり、その中でも正室になることが出来るというのは選ばれた人であることは言うまでもありません。しかしそこに愛があるかと問われるとどうなの?という部分ですけど、そこに関しては想像でありながらも実際はそうだよなぁと納得できる帰蝶さんの心情が伺えます。戦国時代の結婚なんて政略的なものがほとんどなわけで現代のような恋愛が根底にあるなんてことはまずないでしょう。

そんな訳なので基本的に帰蝶さんは子作りを優先しています。(どんなわけだ)

漫画でもいきなり着物を脱いで全裸になるのですが、その全裸になんだか違和感があるんですね。そう、この帰蝶さんとても幼い。現代と戦国時代の食糧事情とかそういう話ではなく、単純に幼児体型なんですよ。出るとこ出てないし、引っ込むところも引っ込んでない。ですからそういう方向の趣味がある方にはたいそうなご馳走になるかもしれませんけど、私はそこまでではないのであらあらという感じの感想。しかしいくら服を脱いだとしても大事な部分は髪や腕でしっかりと隠されており秘部を拝むことはできません。つまりはアニメでも見えないという事がこの時点でもわかるわけです

結婚して子供もいるおっさんが何を言っているんだ?となりますけど、こういう感覚は小さい頃からヲタをやっている男性ならわかるんじゃないかな。

おくちで
おくちで

インターネットが発達した今の時代であれば目の前にあるPCやスマホでちょっと検索すればありがたいものを拝めるわけですけど、我々が小学生の頃はネットなんてなかったですし、川原に落ちているエロ本をドキドキしながら拾いに行ったり、先輩からお下がりのエロ本(これ今考えると気持ち悪いな)をもらったりしてしのいでいたんですよ。ですから少年誌や一般紙、アニメで見えるという事はとても大事なことだったんです。

妻

何を熱く語ってんのよ

話が脱線しましたが、見えないし見えたとしても帰蝶さんが幼過ぎるのでちょっと危ない方向に進みそうなのでそこは隠しているのかもしれません。またこの漫画の主人公、織田信永先生は中学校の教師でありすでに生徒に恋愛感情を持たれているのが序盤で発覚していますので、倫理的な意味でも見せないのだと思います。創作物なのだから見えてもいいわけですけど、個人的な考えをあえて書くと「別にエロ漫画を描きたいわけじゃない」ってことだと思います。これは割と重要な部分でして、サービスシーンばかりをメインにすると内容がおろそかになる上にそのシーンを捻出するために偉い引き延ばしをしたり、無駄な展開を用意する必要が出てしまうのです。最近紹介をした漫画はその辺りが割と顕著に表れてますね。どの漫画とは口が裂けても言わないですが。

ちょっと切なくなる1巻終わりの部分

色々あって帰蝶さんはノブナガ先生の勤める学校に通う事になり、そこでノブナガ先生を慕う女の子たちと仲良くなります。ですけど帰蝶さん自体も現代へタイムスリップしているとは思っていないですし、仲が良くなった女の子や同僚の女性教師も帰蝶さんが戦国時代からタイムスリップしているとは思っていないわけです。当たり前ですけどあり得ない話ですから信じることはできません。

まずは帰蝶さんに現実を知ってもらおうと、帰蝶さんが当時住んでいたお城(現代だと岐阜城)へみんなで観光に行く部分が1巻の終わりにあります。私がこの漫画を2巻も買うし、アニメも見ようと決めたのはこの岐阜城での帰蝶さんのとあるセリフがあったからです。

そのセリフはふたつあって

「時代が変わっても山の形は変わらないものですね……」
「470年経ってものこっているのですね。なんだか嬉しいです」

異世界へ転生したなろう系の場合「俺の世界ではこうだったなぁ」となるんですけど、帰蝶さんの場合は過去から現代へタイムスリップしているわけなので、過去のものが自分のものであったり、見た景色の記憶が今も昔も変わらなかったりするわけです。転生やタイムスリップというもの自体が有り得ない部分ですけど、時代を飛ばされた方の気持ちってこういう感じなのかなぁとしみじみと伝わる部分があり、この時代へとやってきた帰蝶さんは家族はいないし友達もいない。ましてや結婚相手の織田信長もいない。本当に独りぼっちです。

たまたま転生先となった織田信永先生が良い人なだけであって、そうでなければどんな扱いをされていたのかわからないわけです。漫画だから何でも明るく受け入れるという事はせず、事実は事実として受け入れそれをもとに次へ進んでいく。こういう展開が好きなので漫画も続きを買うし、アニメも期待して良いかなと判断をしたわけです。

見える見えない(乳首等が)で熱く語っていますけど、それはただ単に笑い話というかサービス的な意味合いの部分でして、こういう登場人物の心情の掘り下げが出来ている漫画が好きなんです。

おくちで
おくちで

掘り下げ過ぎた挙句作者の考えをぶち込みすぎた上に最後は収拾がつかなくなる平松漫画みたいなものももちろん好きですけど、それはあくまでも例外なだけです。

ノブナガ先生の幼な妻のアニメ1話の感想はこちらから↓

最後は結局どうなるの?

1巻をこのまま終わらせるとノブナガ先生と帰蝶さん、教え子の女の子の三角関係のダラダラ展開になりそうなんですけど、そこは戦国時代からの転生もの。織田信長は前述した通り、日本人なら知らない人の方が少ない戦国武将ですから正室以外の側室がいるわけです。帰蝶さんが現代に転生した原因を伏せておいたのはこの1巻最後にまた転生してきた女の子がいるからなんですけど、その方法は是非漫画を読んで確かめてほしい。

物には魂が宿るのかな?と私は解釈しています。

ノブナガ先生の幼な妻2巻の感想はこちらから↓

紺野あずれ先生の別の作品

紺野あずれ先生はこれがデビュー作ではないので、前の作品があります。それの代表的なものを上げておくと

私立はかない学園というトンデモ漫画があるわけなんですが、この漫画の巻末にある作者によるこの漫画の誕生秘話みたいなものを読むと納得できる部分があります。決してパンツをはかないスカートの中身を書きたいというわけではなく、それによる恥じらう乙女の顔を描きたいという超ド変態という事がわかります。なので確かに内容はバカっぽい感じなんですけど、そういう恥じらう表情の描き方は抜群なわけでして漫画としても面白かったりします。世の中色々な人がいて様々な性癖を満足させるものが日々クリエイトされているんですねぇ。(しみじみ)

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